こんな悲しい事件がありました。この記事を見てどんなことを思いますか?

生活苦、ヤギ盗み食べた・・ベトナム人実習生、岐阜で公判借金して来日、毎日20時間勤務、逃走

岐阜県美濃加茂市で、除草用に飼われていたヤギを盗み、食べたとして、来日していたベトナム人の技能実習生が窃盗罪に問われる

事件があった。岐阜地裁で開かれた公判で、被告の男たちは日本での過酷な生活について供述した。

なぜここまで追い詰められたのか?

起訴状によると、いずれもベトナム国籍の両被告は、仲間5人と共謀し、昨年8月、美濃加茂市の公園でヤギ2頭を盗んだとされる。
除草効果を研究するため岐阜大学教授が市などと協力して飼っていた16頭の「ヤギさん除草隊」の内の2頭でした。
法廷での供述で、被告Aは来日前ベトナムの田舎町でタクシーの運転手をしており、両親と妻、娘の家族5人くらしで、月給は日本円で16000円ほどで、暮らしは貧しかった。

「日本で働けば月給20万円から30万円。一日8時間労働、週5日勤務で土日は休み。」
こんな話を仲介会社から聞き、思いつかないほどすばらしい話だと飛び付き、来日を決めたという。
仲介会社には、自宅と土地を担保にして銀行から借金した約150万円を支払い、2013年3月に農業の技能実習生として来日し、長野県の農業会社でトマトを育てる仕事についたが、勤務状況は聞かされていたものとはかけ離れていたという。

実際は、毎日午前6時から夜中の2時まで働き、休みはない状態

午後5時までは時給750円。(平成25年度長野県最低賃金713円)それ以降は1袋1円の、出来高払いで、トマトの袋詰めをした。1000袋詰めたこともあったという。

そんな低賃金労働を強いられ、挙句にあてがわれた寮は、農機具の保管場所。シャワーはあったが、トイレはなく、電源盤の下の約2平方メートルで寝ていたという。

そんな場所にも関わらず、家賃として月額2万円が給料から天引きされ、手元には6万円程度しか残らない状態だったというが、それでも可能な限りの3、4万円を母国に仕送りし続け、寮と職場を往復するだけの日々を7か月間我慢したが、疲れてしまい、とうとう逃げ出してしまったのだという。

その後は、愛知県日進市の土木会社で、仕事を見つけたが、在留期限が切れた14年3月に解雇され、無職になってしまったが、借金を残したままベトナムに戻れば、担保にしている自宅などが奪われてしまうし、そんな悩みを家族にも打ち明けられず、スーパーで弁当などの万引きを繰り返す生活となったのだという。

7月頃からはB被告と春日井市のアパートで一緒に暮らすようになったが、B被告も無職だった。B被告は、約200万円の借金をして、短期大学に通うために来日したが、学費が払えずに退学していたのだという。

そんなとき、ベトナム人の仲間約20人で誕生日パーティーを開いた際、ヤギを盗む計画が持ち上がり、居合わせた7人が車で公園に向かった。A被告が運転し、B被告が実行役で2頭のヤギを捕まえて、首輪をはずし、粘着テープで口や足をしばった。

ベトナムでは、ヤギは鍋ものなどの庶民の味で、すぐに解体して食べたという。

これは無責任な仲介業者によりおきた事件である

この事件からもわかるよう、「日本で働けば月給20万円から30万円。一日8時間労働、週5日勤務で土日は休み。」という仲介会社の話は無責任といえます。そんないい加減な情報を流しベトナムから研修生として連れてきた挙句、そんな劣悪な環境であるにもかかわらず放置しなんのフォローもしない仲介会社があることが問題ではないでしょうか?

7か月もの間休みなしでゆっくり体を休める場所も時間もなく、低賃金で働き続ければ、誰でも嫌になり、逃げだしてしまうことでしょう、、、

そして限界になり失踪してしまった研修生のほとんどが失踪なんかしなければよかったと後悔しているのだそう。ただ、日本語はあまりしゃべれないし助けてくれる人がいなかったと話す…

今回の事件は本当にいい加減で無責任な仲介業者による劣悪な環境での労働により起きた事件だったと確信しております。

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